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こんなとき、英語ではこう言います

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クリストファー・ベルトン 著
渡辺 順子 訳
B6判書籍206ページ
2013年2月刊
■辞書を引いてもわからない言い回しを集めました
「おかげさまで」「いつもお世話になっております」「おたがいさま」……。毎日のように口にする日本語が、辞書を引いても英語に訳せないことがあります。そんなときは、無理に訳そうとするのではなく、英語のネイティブスピーカーなら、こんなときに何と言うのだろうと発想を変えてみること。日本在住30年のクリストファー・ベルトンさんが日本語と英語の橋渡しとなる言い回しを教えてくれます。

●「あれ、英語でなんて言うんだ?」の定番
「いただきます、ごちそうさま」「お疲れさま」「承知しました」など、日常的によく使う表現を集めました。あいさつとしての「お疲れさま」なら"You must be tired."ではなく、"See you tomorrow." や"Good night."ですね。

●「つい、よく使うひとこと」
「とりあえず」「なんとなく」「ムカつく」「ヤバい」、つい口をついて出てくるひとこと。「ヤバい」といっても、危機的な状況から肯定的な意味合いまで、何通りもの言い方が考えられます。「そんなバカな」も"He knows better than to do that."と言えば、だいぶニュアンスが和らぎます。

●「ああ、もどかしい」言えそうで言えない感情表現
「うんざり」「最悪」「ダサい」「ヘン」などの感情表現は、直訳するとケンカを売っているようなことにもなりかねません。状況を踏まえていろいろな表現を使い分けましょう。また、「はずかしい」というと"I feel shame."が最初に頭に浮かぶかもしれませんが、英語のshameはそのまま「恥」。「キャッ、はずかしい」程度のニュアンスなら"How embrrassing!"や"This is awful."など。

●「むむ、なんと言うのか見当がつかない!?」
「微妙」を辞書で引くとdelicacy、subtletyなどが出てきます。でも「ビミョー」なら、"Sort of."や"In a way."あたりが適当でしょう。「ビミョーに違う」は、"Not quite."がぴったりです。


本書は2005年刊『この日本語、英語ではこう言うの。』の収録表現を大幅に入れ替えた改訂新版です。
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