これからも親子何代も読み継いでほしい名作
緑豊かな丘の上の小さいおうちは頑丈に造られていて、「金や銀をいくら積まれても売ったりしない、自分たちのgreat-great-grandchildrenの時代まで住むことができる」と誇れるものでした。太陽がさんさんと輝き、夜になれば星々がまたたき、美しい四季のうつろいの中、小さいおうちは幸せでした。しかし、やがて田舎にも開発の波が押し寄せ、車がたくさん走る道路ができ、ビルが建ち、鉄道の高架まで建設されました。小さいおうちは高層ビルの間にはさまれてしまいます。そんなとき……。
おうちのイラストの左右の窓は「目」、中央のドアは「鼻」、入口のステップは「口」のよう。都会の喧噪に埋もれたおうちは泣いているように見えますが、やがてまたニッコリほほえむときが訪れます。
CDのStory Songのトラックの「歌」は一部のページで、ノーマルスピードの朗読がメインです。1943年コルデコット賞金メダル受賞作。邦題『ちいさいおうち』。バートンさんは『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』の作者としても有名です。
【CDの構成】
1. JYbooks' Company Song
2. Story Song
3. Story Reading
4. Story Reading (No Page Turn Signals)
5. Song with Children
6. Melody