【テーマ: Literature>Myths 神話】
世界をつくったのは誰?
Who created the world?
地球はどのようにして造られたのか、われわれ人類はどのように誕生したのか、世界各地にはそれぞれの神話があります。その中から代表的な5つの言い伝えを見ていきましょう。
The Book of Genesis (Middle Eastern)
旧約聖書の創世記では、神はまず光を与え、昼と夜をつくり、天と地をつくり、海と地を分け、植物と動物、そして人間をつくりました。
Norse (Scandinavia)
古代スカンジナビアの神話では、無から最初に氷の国がうまれ、次に火の国がうまれました。ふたつが触れ合ったとき、巨人ユミルが誕生しました。
Yoruba (Africa)
アフリカのヨルバ神話では、最初はオロルンが支配する天と、オルタンが支配する水しかありませんでした。別の神オバタラは、オロルンの承諾を得て、乾いた土地をつくろうとします。
Cherokee (North America)
北米のチェロキー神話では、水と空があり、動物と植物は空に浮かぶ狭い場所にひしめき合って暮らしていました。ついに1匹の昆虫が、下に降りてほかの場所がないか探すことになります。
Southern China (Asia)
中国の盤古の神話では、宇宙は大きな黒い卵のようなものでした。天と地はその内部で混沌としていたのです。その中にいた人類の先祖は、一説では人間の身体と犬の頭を持っていたといわれています。
★4ページ分の試し読みとCD試聴ができます。こちらをクリック!