ジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』
主人公フィリアス・フォッグは優雅な独身貴族。異常なほどに正確さにこだわり、髭剃り用のお湯の温度がわずかに違っていたという理由で召使いをクビにしてしまうような男です。時代は1872年のロンドン。蒸気船と鉄道を使えば、ちょうど80日で世界を一周できると計算したフォッグは、仲間と賭けをします。全財産の半分を旅費に充て、半分を賭け金に。つまり、賭けに負ければ全財産を失うわけです。なにしろ80日以内でもなく、きっちり80日。ハプニング続出の世界一周の旅の結末は、果たしてどうなるのでしょう。
★4ページ分の試し読みとCD試聴ができます。こちらをクリック!
[Chapter 1] The Wager
[Chapter 2] Detective Fix
[Chapter 3] Across India
[Chapter 4] Clowning Around
[Chapter 5] Across America
[Chapter 6] On the Way Home