フランスの作家、アルフォンス・ドーデの『星』と『最後の授業』の2話を収録
The Stars
短編集『風車小屋だより』の1編。主人公は羊飼いの青年、山の中で羊の世話をしています。ある日、病気の雇い人に代わって食料を届けに山にやって来たのは雇い主のお嬢さん。しかし、嵐で川が氾濫して町に帰れなくなります。心細い思いをしているお嬢さんに、青年は星の話を語り聞かせました。
[Chapter 1] A Welcome Visitor
[Chapter 2] Jewels in the Sky
The Last Lesson
短編集『月曜物語』の1編。学校に遅刻してしまったフランツは、アメル先生に怒られるとばかり思っていたのに、やさしく教室に迎えられます。驚いたことに、教室の後ろには村の大人たちも座っています。やがて先生は話し始めました。「私がフランス語の授業をするのは、今日で最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になります。これからはドイツ語を学ばなければなりません」。こうしてアメル先生の最後の授業が始まりました。
[Chapter 1] Late for School
[Chapter 2] Missed Opportunities
[Chapter 3] The Sad French Lesson
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