声に出す！ 英語習慣100日手帳

英語を身につけるには「音読が効果的」とは、誰もが認めるところです。大きな声を出すことで対話への前向きな姿勢を養い、音の流れを意識して相手に伝わるコツを習得し、声に表情を出して気持ちを込めて話す。問題は何を素材に音読をするかです。

本書が提案するのは、ひとりひとりの日常生活。自分にとってリアリティのある英語なら、すんなり身につくものですし、感情を込めて話すこともできます。100日間、課題に沿って自分のことを英文で表現し、声に出して言ってみましょう。100日繰り返せば、英語を口にする習慣がきっと身につきます。

本書は『英語習慣を身につける1日まるごと英語表現600プラス』の姉妹編です。


●100日分の記録スペース
毎日、課題となる基本英文がひとつ提示されます。リストアップされているいくつかのヒントを参考に、自分なりの英文を作って手帳スペースに書き込み、それを音読します。最後にToday's Question1題に答えます。何日かに1回は写真描写の課題が出されます。目の前の写真を英語で説明することに慣れれば、たとえば電車の中でも、目に入ったものすべてがトレーニング素材になります。

●回答例とダウンロード音声付き
Today's Questionには2パターンの回答例、写真描写問題は8～10文程度の回答例を巻末に掲載しています。どちらも、コスモピアのサイトから音声を無料ダウンロードできます。
●文を作るためのワンポイント文法ガイド
いざ自分で英文を書いてみようとすると、知っているはずの基本文法でも迷ったりするものです。そこで田中茂範先生が、語順や時制など、つい不安になりがちなポイントを簡潔に説明してくれます。